四十八.2203妄想記(手のひらに太陽を)

 かざして見れば、真っ赤に血潮が流れるのが地球人だ! 捕まえろ!


 という訳で(どういう訳だ)、敵のスケール問題の本編です。


 数については、スルーした方が良いでしょう。百万隻超えたら皆『沢山』で一緒ですw

 しかし宇宙艦、宇宙要塞の大きさは無視できません。

 元作であれば、ガトランティスは月くらいとかアメリカ大陸くらいとか諸説ありましたが、地球より大分小さいのは確実でした。

 『2』の場合だと、海洋(おそらく太平洋)に着水しているので、小惑星部分の深さは10キロはないでしょう。

 しかし、2202のガトランティスは……皆様ご存知の通り、土星くらいあります。まあ、本体は大雑把に見て地球くらい、殆どはタコ足が囲む空間の大きさ、ではありますが。


 あれに比べると、デザリアムすら小さく見えてしまいます。これはまずいです。タコ足の中に捕らえられてしまったデザリアム、なんて映像が頭に浮かんでしまいます(笑)。

 また大戦艦も超巨大空母も(とりわけ後者)、かなり巨大化しました。元作でのプレアデス級超大型戦艦はもとより、自動惑星(あるいは浮遊要塞)ゴルバでも圧倒的とは言えなくなりました。


 となれば、プレアデス級は全長二、三キロメートル、ゴルバは全高数百キロメートル、デザリアム星に至っては、白色矮星を中央に抱え込んだ直径10万キロのダイソンスフィアくらいにする必要があるでしょう。(PS2ゲームでのダイソンスフィアの設定とは全く違いますが)

 偽の敵本拠地惑星からヤマト乗員が見上げていた赤色矮星の太陽は、白色矮星の放射をエネルギーに活用し、残りを赤外線や赤い光として捨てているダイソンスフィアであった! とかですね。

 まあこれだと、絵的に私が大好きな中心核惑星(巨大ビルの塊)が出来なくなってしまうんですけどね。

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