四十四.2203妄想記(リデュースリユースリサイクル♪)

 元作の問題の一つは、次から次へと新たな敵が襲ってくるマンネリ構造でした。

 リメイクシリーズでそれを繰り返さないためにはどうすれば良いでしょうか。

 暗黒星団帝国デザリアムについて言えば、ガミラス及びイスカンダルと因縁を持たせてはどうでしょう。例えば、かつてのイスカンダル帝国によって母星を滅ぼされて逃亡した……とか。


 その後、後継国家ガミラスが、ヤマトとの戦いや手を広げ過ぎた戦い、ガトランティスの侵攻などによって衰退した隙を突き、報復としてイスカンダル星とガミラス星を占領、重核子爆弾で住民を人質に取り、コアに届くパイルを打ち込み、ガミラシウムだかイスカンダリウムだか(ここは改善が必要だと思いますが後述予定)を採掘し始めた結果、百年先と予想された崩壊が目前に迫るのです。


 また2202のガトランティスが余りにスケールアップしすぎたのに対し、暗黒星団帝国の兵力を同様にスケールアップするだけでは(ある程度は必要だとは思いますが)芸がない。

 ここは電脳生命らしく、長年姿を隠しながら銀河諸文明のネットワークをハッキングしまくっていたとします。ガミラスと地球の艦隊も(特に無人艦隊は)電脳侵入で無力化され、放棄されたガトランティス艦は逆にデザリアムによって再戦力化されてしまうのです。ええ、こうすればガドランティス艦のプラモの金型も再び活用できますw

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