三十九.2203妄想記(ここから本番)

 とりあえず一通り地雷を揚げていったので、ここからはこうしてほしいという妄想を繰り広げていきます。


 『サーシャ17歳』の時にコメントいただきましたが、SF的には赤ん坊が一年で17歳になって再登場する事について理屈をつける事は難しくありません。なにしろ2202では時間断層という便利な存在も登場しているのですから。

 ですが、私はそれも避けたいのですよ。っていうのも、これも前に書きましたが、サーシャには生きてもらいたいので。

 PS2ゲームのヤマトでは、サーシャ生存ルートもありますが……。ここまで書いたことと矛盾するようですが、『永遠に』見た後の生存ルートって、嬉しいと同時に、なにかコレジャナイ感があるのです。


 お判りいただけるでしょうか。子供の頃、本放送で見たヤマト2最終回は古代と雪が生存してとても嬉しかったのに、大人になってから見たら……あの……ちょっと間抜けかなーって……。あんな感じです。


 ここまでさんざんネタにしましたが、『永遠に』クライマックスの、古代や真田さんが葛藤する所、好きなんですよ。あれは変えないでほしい。最後に引き金を引く所まで。

 だから、仮称2203での真田澪は、サーシャじゃない他の誰かであってほしいのです。そしたらそのほかの誰かが死んでしまう事になりますが、それは……(続きます)。

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