[日記]もういくつ寝ると

 あーまえるー

 あーまえるぅぅぅ

 くあぁっと伸びをした、ねこ。うろうろとして、暇そうな人間を見つけたら、ゥァー、ゥァー、ととしきりにアピールを始める。つまりこれは、そういうことなのだろう。

 あまえるぅ

 あまえぅーーー

 足元で前脚に力を込めたかと思うと、ぐっと背を伸ばして、ズボンに爪を立てる。ぐっと視線を上げて、アピールアピール。流血こそしないものの、軽く貫通して皮膚に刺さっている。痛いから。痛いから。

 はいはい、かまえとな。

 膝を曲げて、うりうりと両手で首元を包み込む。続けて手前に引いて、ぶさいくな表情を作ってやる。嫌ではないらしい。あるいは、かまえ人間よ、欲が爆発しているのか、逃げることはない。

 ういういうい

 撫でる撫でる。ここを撫でよと首を眼前に突き出してくる。甘えたいんじゃ、足りないんじゃ、と頭をすりつけてきたり、うろうろしてマイ安寧スペースができるのを待ったりする。

 ヒザー、ヒザー

 それは人間の背が低くなるときにできるもの。ほれ、乗るがいい。

 甘えたい。今は寝たい。そんな意思表示がしっかりしているこの猫。扱いやすいといえば、まぁそうなのだが。


◆◆◆◆


 お正月が過ぎ去り、つぎの大きなイベントといえば、成人式、ということになりますね。年始の嬉しい祝日です。


 さて、もう年始のゆったりとした時間ももう終わりですね。帰省などをしていたらあっという間に終わりです。

 いかがでしょう、のんびりとできましたか?

 私は猫を転がしていました。彼ら、記憶力いいんですかね? 近所に野良猫がいるのですが、誰これ構わずアピールしているようなのですが……いや、我は猫。故に甘える権利があるのだと認識しているのかもしれませんが。


 さ、残りの時間、どう過ごしたものでしょうかねぇ……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る