[ネタ]進歩する技術
世紀の発明品、と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。まさしく電気とかネットワーク技術とか、そういったものが該当するのでしょう。
しかし一方、発明される瞬間を取り上げることって、物語ではそうそうないですよねぇ。伝記ならまだしも、人間があれこれしているのですから、研究をしててもおかしくないし、それに現実にある発明品を調べてそちらでも発明・発見された、とかのシーンを物語に映しても問題ないと思ったんですよね。
電気発明されたらファンタジーが終わってしまう、というような意見があるかもしれませんが、電気がエネルギーとして使用できるようになったとしても、エネルギーとして活用できるものが発明されない限り普及はそうそうしませんからね。あと物流とか工場がないと広がり方も非常に遅くなるのは目に見えています。
例えば資源の少ない町で電気エネルギーを取り出して貯めることができる発明品ができた、となったとしても、じゃあそれで何をするの? と知らない人は創造力を広げることができません。
小さな風車が、そのでんきえねるぎーとかいうもので、風がないのにくるくると回っている。まさしく手品だが、じゃあそれをどうするの? 何に使えるの? となるわけです。
今でこそインターネットスゴイ、ですが、電気に基盤にCPUに、それらがある上で成立しているものなんですよね。だから、これらのうち一つが発明されたら途端に広まってスマートフォンがファンタジー世界で出来上がる、なんてことはありえません。
物語の世界には発明という概念はないのか? ないということはないでしょう。水車とかも立派なそれです。
あるいは、発明するのはいつも天才という変人ですから、そういった人物像を描けないだけなのかもしれません。
まぁ、突拍子もなく解にたどり着ける、というのはものすごいことですからね。直感で論理を解いてしまうのですから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます