　この配色はどうだろう？　このマークで伝わるだろうか？

　そういった試行錯誤を繰り返しているのだが、少しの時間が経つたびに、席を立ち、冷蔵庫を開けてしまう。とはいっても中から何を取り出すわけではなく、閉じてしまう。

　何か口にしたいが、何も口にするものはない。決して空っぽというわけではなく、一通りのものは揃っている。だが求めているものはない、というか分からない、といったところだ。

　意識がもうろうとしているわけでもないし、ふらついているわけではない。

　もう一度扉を開いて、水を飲むことにする。

　気が付けば夕食の時刻。ささっと作れるものを用意して、いただきます。

　ごちそうさまでした。

　さて、シャワーを浴びて続きをしよう、と寝巻を取り出してふと考える。空調を除湿をつけておこうか？

　服を脱いでみると、どうにもじっとりとしているようだった。

　除湿を稼働させ、部屋に戻ると、まぁ過ごしやすいことだ。当然のことだろうが。

　だが問題はここからである。空調の届かない場所に行くと、くらりとする湿度に身体が倒れそうになる。

　あまり身体は過信しないようにしよう。ただ、それだけである。

◆◆◆◆

　熱中症には注意しよう、と何度も聞きますが、問題はそのラインが分からないことですよね。ならば経験を・・・と言うわけにはいきませんし、こうなったらなるよ、という知識しかないんですよね。

　最近もなんだか、天候が不安定ですし、ご注意を。

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