[カクヨム]KSPが始まるそうですよ
そういえばKLPが始まってじきに一年半ですが、次のプレミアム機能の運用開始が間近に迫っていますね。
その名も、カクヨムサポーターズパスポート。略すならKSPですね。
内容のトップページを確認する限りだと、ギフトを購入して応援したいに送付して、作者をさらに応援しよう、というものですね。
月額課金制で、プランごとに毎月のギフトが配布されます。応援した人には、秘密の近況ノートが見れる特典をプレゼント! そんな内容です。
私はそんなヘビーユーザーさんとか把握していないことに加えて、誰かへのヘビーユーザーでもないので、参加することはないでしょう。
逆に、そういった顧客を獲得している人は、KLPと比較して、より直接的な応援をもらえて、送った人は投げ銭感覚で応援をすることができると。
ただ、課金制度ではあるので、問題は投げる側の人がそれを受け入れられるか、な気はします。
もちろん、最近は作家の声が広まりやすい時代ですから、作る労力というのも、よく見ることができます。文字を打つだけならタダだから、なんて言葉は通用しなくなってきました。もちろん、デジタルイラストなんて原価ゼロでしょう、というものも。
しかしこのWeb小説というジャンルに、お金を賭けてまで応援したい、と思える読者がいるのか、ということが問題な気がします。
短い時間で暇潰しできるから、無料でいいから読んでいるのであって、それなら本を読むでもノートにネタを書き込むといった暇潰しでもいいんですよ。
そういったものが登場したから紙媒体が売れなくなってしまって、ノウハウを活かしたなりのWeb小説業界に船出する必要があった。そこで人気投票一位を出せば売れるに違いないと践んだものの、結局は作品が増えるばかりで紙の売上は落ち込むばかりだ、と。
無料だから読めるし、気持ちよくなれるから読み進めたくなる。そこに、作者を応援したいという人はいるのでしょうか?
あくまで作者ではなく、作品を愛するという傾向が最近はあるそうですね。
新作を書いても前作とは天地の差がつくことも多いそうで、出版するならば、何を言うよりも、ランキングと言うのですから、世知辛い。
そんな時代に、はてさて、あなたの愛する作品を産み出した、今は人気のないものを書き続けている作者を応援しよう、なんて思うのでしょうか?
もちろん、特定の作者を好んで読む人にとっては、朗報なのは間違いないですね。あの人にお金をあげてもいい、という思いを伝えられる、絶好の機会です。
ただ、広い視点で眺めると、さて、良い方向に傾いていくのかどうか……見物ですね?
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