[ネタ]第850話 熔け混ざる世界で

 先週に引き続き、昨日の更新を忘れておりました。だってゲーム制作始めるとスマホはあまり開かなくて、忘れてしまうんだもの。


 さて、ということで本日はストーリーズコラボこと、世界を突破してコラボする系のお話です。

 色々と構築していたり、はたまたよそ様のキャラを見ていたりすると、不思議と、会うはずのないキャラたちの交流ってどうなるんだろう、と妄想想像することってありませんか?

 似たようなもので、夢小説、というものもありますが、これとは違うのは、主人公はあなた自身ではなく、自身の考えたキャラが交流をする、ということてす。

 まぁ、実現しうる夢、という意味では、夢、よりもコラボと言った方が適切なんでしょうね。


 さて、主の手によって邂逅を果たした彼らはどうするのでしょうか? 仲良くなるのか、喧嘩を始めるのか、それは性格の成せることなのでそれは置いておいて、では二人が出会ったからこそできるエピソードとはなんでしょうか?

 もちろん彼らが話すのは簡単に思い付きます。しかしただ会話しただけならば、それこそ夢での邂逅だけでいいんです。

 なぜ彼らが、出会えたのか? そこに焦点を当てなければ物語としては会話するだけで終わり、という夢の飛沫で終わってしまうことでしょう。

 これを解決する王道といえば、なぜか開くゲートから迷い混んだ、干渉することのない世界が繋がり始めた、あるいは、召喚された者どうしであり役目が課せられる、などでしょうね。

 しかしそれだと、彼らである必要性がなくなってしまう。邂逅を遂げた物語の主人公たちにはこじつけくさくともなんらかの必然性がないとなかなか燃えないものです。


 出会ってしまった彼らでないといけないこと。もちろんなくても物語は作れるでしょうが、難易度は上がってしまうことでしょう。なんせ、彼らには異世界に行くなどという動機がないのですから。

 必然性があれば、それ故に巻き込まれた、というふうにすれば構築が簡単になります。

 例えば世界樹の宴では、杉嵩とシール君が市場の世界に巻き込まれています。しかし二人には願いがそれぞれあって、世界樹がそれを叶えるチャンスを与えるために召喚した、と。(召喚したのはカル様なんだけど)


 もし世界観の異なるキャラたちのコラボするうえで世界観に迷っているなら、まずは出会いのきっかけか、必然性から考えてみてはいかがでしょうか?

 あくまで私の感覚ですが、こうすれば作りやすくなると思います。

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