[日記]私は語る(コンビ編)

 「一人より二人、二人より一人」の雑記でも触れた、コンビについてです。

 そちらでは、メインキャラ二人一組だと動かしやすいし、やりとりや会話から、彼らの素がどんなものなのかを表しやすいために採用していることが多いと書いたかと思います。

 では、コンビものについて私のあれこれを書いてみましょうか。


 コンビにも色々な組み合わせがあると思いますが、中でも「常識の異なるコンビ」や「利害関係があるコンビ」が好みです。

 まず前者の例だと、個体、種族、出身が異なるなどが考えられますが、市場の紅青、土飛(カップルともいう)の二組が一例として適切でしょうか。

 お互いの存在を認めながら、お互いを知っているからこそのやり取りをする。そこにふっと険しい表情や緩んだ笑みを浮かべるとか最高じゃないですか。対外的な、事務的なやりとりではなく、許している会話。時に衝突し、怒り、嫉妬して、依存して。前に進むしかない中、分かろうとして行われるやりとり。

 それらをまとめたのが、妖魔の第一章、スギタカとハクダのような依存と衝突だったわけですね。人間など獲物にすぎない彼にとって、嘆きに暮れ人間を拒絶していた彼に何を思ったのでしょうか。今は昔、思い出せないですけどね。

 では、利害関係のあるコンビについて。これは七日の彼菜と万芽の二人ですね。

 彼菜は自覚こそないものの、万芽に守られている。万芽は彼女のことを好いているものの、ある葛藤を抱きながら共に生活している。こういった葛藤が生物の本能に近づけば近づくほど盛り上がります。

 理性と野生。どちらも手放したくない、手放せないと訴えても、それは単なる言葉として、言霊とならずに消えていく。欠けがいのない存在を本能的にどうこうしないといけないとかどうとかこうとか。熱いですね!


 コンビもののルーツは、おそらくゲームではないですね。漫画とかだと思いますけど…いや、異種族コンビものは大抵のものはおいしくいただけますけれど。

 コンビが主人公サイドでないものは書いたことありますかねぇ。インスとデイルも兄弟コンビだし、魔王討伐の元は異種コンビですし…いや、一つだけはっきりとした非コンビものがあったな…公開予定はないですが。

 いかがでしたでしょうか?

 ソロ系の何かを書く日はあるのでしょうか? それはまたいつかの機会に。

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