[短編(オリ)]穴ぼこだらけの大地で
世界には無数の穴がある。
いつ作られたものかは分からない。ただ、万物を支えている大地が時間と共に崩れ、まんまるな円の縁をいびつにしている例も多くある。
雨が降れば水が溜まり、生命の源となる。そして水は汚れ、時間と共に現れるものも変化し、枯れていく。
穴を利用して治水を行う例もあるが、不規則にあるそれは扱いが難しいことは想像に難くない。
一方、空を望めばそこにはまんまるな球がある。
いつ作られたものかは分からない。ただ、あるはずのないそこにぷかぷかと、増えることはあっても減ることはないものがそこにはある。
鳥も獣も、魚も人もそれがないかのように生活をする。届くはずない空を見上げることはあっても、そこを目指そうなどという者はそうそう現れない。
残された大地は、水に沈むのが先なのか、天にいただかれるのが先なのか。
私は、大地に生きることを望むものたちの応援を受けて、征く。
◆◆◆◆
4日の0時に妖魔が掲載されます。
質はともあれ、ありし日の我が中2をお楽しみください。
まーーた短編が思い浮かびました。
もちろんネタとしての段階なので材料も足りていませんけれども。
で、気候って太陽によって暖められることと、山谷による空気の遮りや道によって発生する現象なんですよね。
なら、その部分を切り抜いてしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
山が平地となり、空気の通り道となって雨が多くなるのでしょうか?
背骨のように存在する日本の山脈がごっそり平地になると、日本海側の積雪はどうなるのでしょうか?
土地が広がる一方で現れる天災とは?
そういった知識がほしくなりましたが、何かいい本、ないですかねぇ
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