[短編(オリ)・創作論]こすちゅーむいめーじ

服、服、服。黒、白、桃。

おしゃれな雰囲気の橙の明かりに照らされた、カラフルな衣装たち。シンプルなものから派手なものまで。

もちろん、着るものの組み合わせも大事だけど、まず、かわいいと思うものを探したい。

服を一枚ずつ覗いていると、左肩を叩かれた。

「ねね、これとかどう?」

友達の手には、まるでセットで売られているような服がぶら下がっていた。だが向こうにいるマネキンは皆、自らのファッションに酔いしれているため、彼女オリジナルだろう。

「スカート、長くない?」

動きづらいことに加えて、フリルがいくつかついている薄い水色ロングスカート。

それに合わせられるのは真っ白な肌着と夜空色の上着。先の点を除けば可もなく不可もなく、だろうか。

「スカートくらい、丈合わせてもらえばいいじゃん。早くカフェでケーキ食べよ?」

そう手招きしつつ、選ばれた服が陳列されていたのだろう場所へ向かった彼女。

あまりおしゃれに関心がないような口ぶりではあるが、顔は整っており、私から見てもかわいいと思う。だから服選びに付き合ってもらって、お礼にケーキを奢ることにしたのだが。

「似合うならなんでもいっか」

そんな無頓着を呟きながら、さらに奥にある試着室へと向かうのだった。


◆◆◆◆


昨日の「何だっけ」の内容を思い出しました。そうだ。服装だ。

女性が服を選びに来たときの雰囲気ってこんな感じなんですかね。かわいく飾りたいけど、めんどうな部分があって人を頼ったり。

書いてる当人はおしゃれに関心はありません。合う色を組み合わせるくらいのことしかしないです。(昔から色の組み合わせに関してはいいらしい)


さて、今回は現代要素の衣装について。

服っていっぱいありますよね。ブランド、プリントされている絵柄文字、色から系統(スカート、カーディガンとか)、組み合わせればきりがありませんね。

そんな中で、現代の世界にいる彼女たちは、どうしてそれを選んだのか。性格好みを示すという観点では大事な情報ですね。

生憎、現代ものはあまり書いてことがないため、服装について描く機会がないので例が挙げられませんが、服屋に行けば自然と性格が現れるのかな、と思います。

あと、業務服から考えられる情報もありますね。人間というのは外見から得られる情報って、思ったより多いんですよねぇ。今後意識してみましょうか…

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