[創作論]壁を越えろ、手段は問わない
主人公は壁を超えるために、あらゆる方法を思案し、一番都合のいい方法を実行することだろう。
そして、最後には壁を越えて、変化・成長をする。
物語の典型ではありますが、終盤の市場において、壁というものは何かなー、と考えているところです。
どういう話の方向か、は決まっているのですが、壁とは、と思案してみると、おや、となりまして。
思えば、彼らはコレといった、越えるべき目標というものはないんですね。事件があったりはしますが、至っていつもの日常を描いてるつもりなわけで…。
しかし、凡人が考えてみると、我らの日常に目標というものは、基本ないものでは。短期的にこれをする、とかはあれど、越えるべきものではない。
いえ、目指すものがなければ目標は現れない、の方が適切でしょうか。
となると、日常を営む彼らは、おそらく越えるべき壁を既に乗り越え、次の壁を作ること、目指すことをしていないということになるのでしょうか。
少なからずこうなりたい、こうしたい、という願望はあれど、大きな執着心がない。そこが、壁という目指す場所を曖昧にしているのかもしれません。
となると、もっとまっすぐ、こうあるべきだという欲望を持たせたほうが話を進めやすそうですね。
よし、今日もまた書こう。
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