[創作論]文章の質について

どんな作品にも、質や情報量といったものがある。文字に起こしたものならば、他にも展開のペースやテンポなど、そういったものもきっと、重要な要素となるだろうと思う。

さて、ここで、「世界樹の市場」の最初のものと最新のものを比較してほしい。情報量が明らかに異なることがわかるだろうか?


どうにも、質の継続が苦手なようである。構想の練り度合いが違うのか、具体化が弱いのか。

文章診断ロゴーンという場所で、書き上がるたびに確認はしているのだが、文章が固くなりがちらしい。他の評価は安定しているのだが…

もっとも、市場は、始めた当初、ラクリとリエードの二人の日常を短編で描ければ、と思っていたシーンである。今となっては王、テレア、ギルの三人の視点からも市場を描いている。変化してもなんら、おかしくはない。


できることなら、質を終始一貫して保ちたいものだが、どうしたものだろうか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る