第2話 やる気を出すには、
どうも、やる気が出ない。何にもやる気にならない。ふと気がつくと頭蓋骨の中で、「死にたい」と反響して、うるさい。実際私は、「死にたい」などこれっぽっちも思っていない。私は、生きたいのだ。可愛いお気に入りの洋服がドロドロになるまで駆けずり回って、頑張って生きていたいのだ。
もう将来のことが見えてこない、私がどうなりたいのかわからない。仮に女優になりたいという夢があったとする。しかしそれには年齢制限があり、もしやるのだったら今だ。で、この夢を、実際に誰かに相談するとする。きっとこう答えられる。「本当になりたい人は相談する前に行動に移している。」と。つまり私はいつも口だけが先行して行動が伴わない。
悪循環だ。私の存在を手放しに褒めてくれて、背中を押してくれる人が欲しい。ただのわがままだ。わがまま。
私はどうなりたい。私は私でいたい。
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