2020/05/14 23:50/鷦鷯飛蝗
そこには存在しないことにされた、確かなものたちへ
救いのない昼下がりに目覚めてしまうからには
認めて、砂潜りの苦悩を担わなくてはならない
ぼやけっぱなしの頭脳で、それが一番冴えた在り方であると
言いくるめられるしかない
注ぎあった命の正しさを差し置いて
有限の希望を説いて巡ることにしよう
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