2019/10/22 21:32/鷦鷯飛蝗

打ち紡ぐ

時に灼かれて

盲いまま

あえかに灯す

街の夕暮れ

薙ぎ払った

遠い日は

夢と

交差して

すべ

身の中で

いつまでも腐ってんだ

月が

昇る前に

杜で

神を観よう

入り口の無い玄関に

舞い降りる傍に居よう

腐葉土に準えて僕を喚ぶ

声も確かに忘れない記号

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る