2019/06/20 20:59/鷦鷯飛蝗

いつかこの未来が、郷愁の対象となることの

季節外れに紅葉が色付いていることの


受け入れ難さに空を仰いで

そうだ、僕は空ばっか見て


わからないものだから好きなのか

単に美しいから好きなのか


軽々しさをゆくりなく

仰々しさを抜け目なく

塞いでみせて

二人で

二度と来ない日を

思うの


加えてたい緋に

悖るの

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