2019/06/14 19:03/鷦鷯飛蝗

気の違った溶鉱炉

沸き立ったまま

暮らして

思うに任せかね

強いてみて

そうでもないと一人ごちる


かねてよりの

こととのことで

是非もなく

ただ浮かばれぬまま

冴えて逝くなら

他に手立てが

あろうものだが


いかがだろうか

降らないながあめ

晴れない蒼天を携えてみて

どうもこうも

下ばかり見て

気付かなかったよ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る