2019/05/27 10:22/鷦鷯飛蝗
五月の蜻蛉藻の張る池
蜥蜴なんていつぶりにみただろう
竹林から手をさしのべるみたいに、
取り囲むように、伝って
急な坂に飽く君もそうだけど
先のことなんて何も考えてない
考えてられない
空っぽが虚無じゃないのは自然が稀に見せる錯覚
坂のてっぺんが目的地じゃないのは錯覚から抜け出して得た錯覚
おかえり今日もダメみたいだ
道草が腿を撫でる
いつみたって嘘みたいでしかない空の下
整えられた芝生より本当なんでしょうか
どうでもいいね
鉄塔、見ないふりで実務へ向こう
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