ごった煮ノート
つきの
爪をつむ
わたしは爪を伸ばすのが苦手だ。
とにかく白い部分が出てくるともうダメでムズムズしてくるから、そうなるとすぐに爪切りの出番。
深爪ぎりぎりまでつむ。
伸びた爪ごと指先に澱んでいた熱っぽさが消えるとやっとスッキリする。
わたしには書き物をしたり何かに集中すると、頭に熱がこもってしまう癖(?)があって、そうなると、ついつい髪を掻きむしってしまう。
こんな時に爪が少しでも伸びていると、爪先の熱まで髪の地肌に移って大変よろしくない。
だから爪は伸ばせない。伸ばしたくない。
極々たまにマニキュアなんぞすることもあるけど、ぷっくりして爪の短い手には似合うはずもない。
だから細い指の綺麗な爪に桜色のマニキュアをした
羨ましくてついつい目で追ってしまう。
いい加減に諦めの悪いことだと思いながら、今日も爪をつむ。
※爪をつむ=爪を切る ということ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます