第19話 さあ、最後の殺し合いをしよう

生子と壊羅の前に一つの影が現れる





壊羅「……ゼウスロロ」





そう,ゼウスロロとの最後の戦いが始ま……






ゼウスロロ「…………かはっ」



生子「な、なに!? 」





急にゼウスロロが吐血を始め倒れる




その後ろから何者かが……!!手にはナイフを持ちゼウスロロを貫いたようだ




壊羅「…………サヴァス!!」







サヴァス「死んだよそいつ、いい感じに動いてくれたからね





そう,ゼウスロロを操っていたのはこの私ですよ!!」





生子「え! 」






サヴァス「私はこいつを操り人間達の殺し合いを考えた


なぜかって?




酒がうまくなるからに決まってるじゃないですか~」






生子「そんなことの為に殺しあいを!?」





サヴァス「しらけてたんですよ、ずっとなにもなくて退屈だったからね」




そういうとサヴァスは影になり






壊羅「うっ、ぐあああ!!!!!!」




壊羅に憑依したのだ!!






生子「壊羅君!! 」







サヴァスは壊羅の体を乗っ取ってしまった!!





サヴァス「いいいいいいい!!!!!!!



最後の殺し合いに相応しい力だああああああ!!!!!!!! 」







生子「…………」






サヴァス「どうした!?最愛の仲間を敵に戦意喪失してしまったかあ!?あーはっはっはっ!!!!!!!!」






生子「…………くすっ」





生子は笑った




しかし何故だか不気味に笑っている



目は死に瞳は暗く





まるで狂人のように笑い始めた





生子「あーはっはっはっ!!!!!!!!




何いっちゃってるのお!? 二人纏めて殺せるんだよお!?こんないい話ないじゃーん!!!!!!」







サヴァスもその顔に恐怖を感じた






サヴァス「(な!?なんだこいつ!!



さっきまでの顔つきと何か違う!!)」









生子「さあ、楽しい楽しい最後の人形劇を始めましょうねえ」






生子はデッキを取る







生子「ゲートオープン界放!!」















サヴァス「…………は?」



サヴァスは怯えた







サヴァス「な、何故私はカヴァリエーレバッカスを!?」






そう,今までの続いていた展開「バトルがいつの間にか省略されている」





それにサヴァスが気づいたのだ





生子は不適に笑い答えを教える




生子「…………仕方ないよ、全部嘘なんだもん」






サヴァス「嘘……だと?」






生子「そう,今までのお話も、バトルも全部嘘♪ 時間がないからね」






サヴァス「ふ、ふざけるなあああああああ!!!!!!!!!!!!



カヴァリエーレバッカス冥界放だあああ!!!!!!」







生子「ああああああああああ!!!!!!」




生子life×2






生子「…………あーはっはっはっ!!!!!!!!」




サヴァスが震える






サヴァス「何がおかしい!!」




生子「無理しない放がいいよお」




生子はダイレクトアタックをシシャノショドリームで防いだ




サヴァス「無理だと!?何を言って……」




生子「だって進んでるでしょお?私達………………















腐敗が」






サヴァス「………………え?」




サヴァスは自分の右半身を見る





体が…………骨になってきているのだ






サヴァス「う……うあああああああああああ!!!!!!」





恐怖に驚くサヴァス



対照的に生子も左半身が骨になっていく!!





そして生子のターン






生子「…………ユナイトロロドラゴン




これ……黄泉子の大好きだったカードなの」







サヴァス「誰だ!!黄泉子って誰だよお!?」






生子はユナイトロロドラゴンを召還



ジークヴルムノヴァX、ディノヴェンジ、ジークアポロドラゴンXを一斉召還!!!!!!






そして生子は最後の満面の笑みを見せた










生子「いるはずの私よ♪」






赤の化神達の一斉ライフバーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!







サヴァス「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」









サヴァスlife×0












戦いが終わり、サヴァスであった、壊羅であった、骨が散らばっている






ただ1人立ちすくむ生子、彼女の最後の言葉はこうだった









生子「…………時間よ、お母さん」

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