見えないものを愛する

目に見えないもの。



それは貴方にとって

不安を生み出す悪の根源である。



明日が不安でたまらなくなり

貴方は泣き出してしまうだろう。



死という恐怖から

貴方は恐れおののくことだろう。



暗い過去があることで

貴方は思い出すたびに心が傷つくだろう。





しかし、

貴方にとってかけがえのないものでもある。



どんなにつらい時も

一緒に乗り越えてくれる仲間の絆があるだろう。



同じ時間を過ごしている

貴方の大切な人の想いがあるだろう。



いつもそばで支えてくれる

家族からのあたたかい愛情があるだろう。





だから、

目に見えないもの、

それは表裏一体の顔をもつはかないもの。






貴方はそれを愛することができますか。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る