ガラスの靴
クソみたいな人生
クソみたいな継母
わたしは這い上がってやるの
いつか王子様が迎えに来るのよ
それまでは地べたに這い回って
ずぶとくしぶとく生きてやるわ
ガラスの靴を履きたいの
もう一歩で手が届くのよ
だからもっと
私が輝く場所に行かなくちゃ
味方だったはずなのに
クソ姉貴に変わったわ
そしたら急に現実が見えたの
私はただのトラブルメーカー
ガラスの靴を履きたいの
でもそんなの本当にあるの?
ねえ教えて
私にもガラスの靴が見えるかしら
努力をして初めて
愛されてたことに気がついた
努力をして初めて
平凡な日常が宝物に見えた
ガラスの靴は履けなかった
私の足にはあわなかった
でもいいの
私はスニーカーでも十分に幸せ
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