第三章
登場人物紹介
【綿志賀家】
本作の主人公。綿志賀家の長女。夜桜大学付属葉桜高等学校二年生。本編中で三年生に進級する。
クラスは進学コースのC組。幼馴染の五代千代、親友の凪川奏も同クラス。
葉桜高校の美少女グループの中でも一位とされているが、本人は全く気付いていない。
身近な人も教えていない。また、自宅のある日向町内でも美人で有名。
中学生の頃から有名になっていたため、葉桜高校の生徒は勿論のこと、他校の生徒の一部にも知られている。女子からも特別な存在として扱われている。
幼馴染の五代千代、瀬田多駆郎とは小学二年生の時に出会う。
三年生になってから五代千代より告白される。
幼馴染であり一番の親友であったため、その延長と考え告白を受け入れる。
瀬田多駆郎は二つ年上ということもあり、知らない事を教えてもらったり相談相手になってもらったりの仲。
教えてもらっていた事は、主に多駆郎の趣味である天体や無線通信である。
相談することは彼氏ができた時の悩み事。
天体観測の内、純粋に夜空を眺めることと、星からの電波を聴く事が二人の恒例。
聴きながら多駆郎の肩に頭を乗せて寝落ちする早貴、というのがお決まりのスタイル。
性格は天然でポジティブ。身近に頼れる人がいることもあり、ネガティブに陥り難い。
口癖は「こう、なんかさ、もうちょっとないの?」
綿志賀家の次女。日向中学校二年生。のちに三年生に進級。バスケットボール部に所属。
姉と同じく美人で有名。そのため毎日のように告白をする男子が後を絶たない。
女子生徒も特別な扱いをしている。
親友の中西真由、伊原由芽が告白男子を寄せ付けないようにガードしている。
それにより、香菜は自身がモテていることを知らない。
性格は早貴と同じく天然っぽいが、肝心な場面では核心を突くなど賢い所がある。
勉強やスポーツに料理や家事全般、何でも出来る。レベルも高い。
女の子であることを最大限楽しみ利用することをモットーとしている。
愛嬌を振りまいている時の自分が好き。
もしかしたらモテていることは初めから知っているかもしれない。
綿志賀姉妹の母。当然ではあるが、姉妹の事を熟知している。夫の勝男についても同様。
姉妹もその事は認識しており、時子の指示には即従う。
普段は何も言わず見守っている分、たまに出る言葉には説得力がある。
綿志賀姉妹の父。学芸員として地元の博物館にて勤務。
しかし、学生時代からの知り合いが運営している遺跡発掘チームに助っ人を頼まれ、主にそちらで活動している。
博物館には遺跡での発掘品を優先して展示、もしくは所蔵できるようにするという約束で、発掘チームへの参加を許可してもらっている。
月に一度、娘たちに忘れられないために出張先からプレゼントを贈ってくる。
しかし、現地の悪状況が原因であったり、送ること自体を忘れることもしばしば。
【瀬田家】
早貴の幼馴染。早貴より二つ年上で有名国立大学二年生。
身長182cm。
小学四年生の時に二年生の早貴と出会う。
初対面でいきなり趣味の天体観測について詳しく話す。
分からないながらもきちんと話を聞いてくれる早貴は特別な存在となる。
また早貴の母親、時子から気に入られている。
天体観測と早貴絡みの事以外は基本無頓着。
父親が所長を務める研究所からの依頼で開発を担当する。
担当を引き受けた理由は、趣味にかかる費用は全て出すという条件が提示されたから。
そのおかげで家の敷地内には各種のアンテナが立ち並ぶ。
また、これまでの開発実績が研究所経由で関連各所に知られている。
世界各地の関連機関と繋がりを持っている事で人望が厚い。
多駆郎の父。
ゴム加工会社の『株式会社
功績があり過ぎて各界から注目されている要人。
普段自宅には帰ってこない。
自身の好きなように動いているため、多駆郎からは嫌われている。
だが、多駆郎は見事に父親の性格を受け継いでいる。
自らも開発しているが、息子に後を継がせたくて主な開発を依頼している。
同業他社を中心に敵視されている面もあり、よく危険な事に巻き込まれている。
それも自宅に帰らない理由の一つという説も。
多駆郎の母。
早貴と多駆郎が出会った日、時子と意気投合。
子供たちに仲良くするように言った一人。
普段は多駆郎と一言も話さない上、顔も滅多に見ない。
身体も弱いため、自身のことと多駆郎の面倒は家政婦に任せている。
家政婦
常駐していて百合子と多駆郎の面倒をみている。
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