第46話:先輩になれない俺
蒼桜目線_____
気持ちを吐き出して楽になったのか寝た羅希の部屋の外にいる三人を呼ぶ。
「羅希先輩は?」
「大丈夫、さっきより落ち着いたから。」と心配症の凛音に優しく頭を撫でてあげる。
凛音は部屋に入り
「早く羅希先輩元気になって下さいね…。」と手を握る。それを外からチラリと見て帰ろうと奇龍と雨梨は戻るのに俺はついて出た。
外は晴天でそろそろ暑くなりそうだ。その空にそっとつぶやく
「先輩、俺どうしたらいいんですかね?」
いつになったら羅希はこの苦しみから解放されるんですかね…?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます