第6話 トップページ(常時表示されているのに数分に負ける)

 トップページの話をしましょう。と言っても、トップページには3種類あり、PC版、スマホ版、スマホアプリ版の3種類があります。それぞれ仕様が全然違っていて、傾向がつかみにくいのが難しいところです。まず、スマホとPCのアクセス数の割合は半々といったところです。みなさん結構PCで見てるんですよね、これは総務省が集計した2017年の通信利用動向調査の、インターネットを何でするかという調査結果にある、スマートフォン54.2%対、パソコンの48.7%に近い値です。合計100にならないのは、1人の人に、おまえ何使ってネットするの? って聞いた複数回答だからだと思います。


 スマホ版はPC版の情報量を抑えた感じなので、ほとんど同じなのですが、PC版の一番下の方にある各ジャンルのランキングトップ4の表示がまるごとなくなっています。拙作がSFジャンルのトップ4以内と5以下にそれぞれランクインしたことがありますが、ほとんど変わらなかったので、あんな下までスクロールしている人はほとんど居ないと考えて良いでしょう。


 さて、いまPC版とスマホ版ではファミ通コンテストのトップ4がトップページの中盤に表示されていますよね。あれの効果はどれだけあるのでしょうか? 答えを言えば、ほとんどありませんでした。拙作「君と飛んだ幻空の最果て」https://kakuyomu.jp/works/1177354054888393403 が何度か載ったことがありますが、ほとんど新規PVは増えませんでした。一日中トップページに載っているのにですよ。つまりだれもあんなところまでスクロールしていないのです。一方で、注目に載ったときは、何人か新規に来てくれて、そのうち何割かはフォロワーになって頂けてます。ほんの数分なのにすごい効果ですね。そして、同じトップページなのに、すごい格差です。


 ちなみに、こういうカクヨム講座的なので拙作を紹介してもほとんどPVは増えないらしいことは、これまでの多大なる先人方が叫ばれておられます。厳しい世の中ですねほんと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る