玲友の烈姫

第66話 月海の紹介

月海世界の紹介


 登場人物


登場人物は晶霊しょうれいと人間に分けて説明します。



人間たち



万代 刀和 (マンダイ トワ)


 この物語の主人公。

小柄で小太りの優しい性格をしており、何事も喧嘩しない穏やかな性格。

 この物語の主人公で相棒のヨミとは師弟のような関係。



玉響 瞬 (タマユラ シュン)


 中肉中背のショートカットの少女で胸は大き目。

 水泳部に所属していたので、スタイルがすごく良い。

 快活な性格をしており、姉御肌なので後輩からも慕われるクラスの体育会系女子。

向上心が高く、自分の可能性を試してみたいと思っている。 

 相棒はアカシだが……

 


オト=トコヨノ


 ヒョウ柄に黒い白拍子と平安系ギャルの姿の少女。

 一人称が『あたい』で男っぽい喋り方をする。

 言葉遣いが男っぽいとよく怒られているやんちゃな少女。

 男女の恋愛に興味津々で恋バナが好き。


 ツクシ国にあるリューグ郡を治める郡司のお姫様で相棒はトヨタマ。



金剣町の友達


久世 英吾

嘉麻 一石

九曜 圭人

大上 悠久


 刀和と瞬が元々住んでいた町の友達。

 彼らは彼らでドラマがあるのだが、それはまた別の話。

 彼らの話は密接にこの話に繋がってくる。



ツツカワ=為平宮ためひらのみや


 西海八州を束ねる太宰たいさいにして今上神皇の9男。

 野心家でもあり、都へ戻る機会を伺っている。


 非常に才気に溢れており、名君の器と名高い。


 

アント=トコヨノ


 オトの父親でツツカワ太宰の近侍。

 非常に頼られている。




晶霊たち



ヨミ


 『黄衣の剣士』と呼ばれる剣豪で『当代随一の剣士』と呼ばれている。

 女好きで飄々とした憎めない性格の爺さん。

 

 何故か刀和を気に入り、相棒にしている。


 何やら秘密を抱えているようだが、それは明らかにされるのか? 


 時が止まった剣『無窮須臾むきゅうしゅゆを持つ』



アカシ=スマ


 目の上に青いアイシャドウの入った美人晶霊で、槍と弓の名手。

 トヨタマとはライバルでもあり、親友でもある。

 バランスの取れた戦士として有名で瞬と相棒を組んでいたが……



トヨタマ=ワダツミ


 オトの相棒でリューグ校尉カザナミの娘。

 メンバーの中では常識人で突っ込み役に回ることが多い。


 アカシ同様に弓と槍が得意でライバルであり、親友でもある。



ホーリ=ワダツミ


 ワダツミ団の本家筋の青年でツツカワ太宰の相棒であり、大毅だいき

 非常に優れた指揮官でもある。


 都では一時期ヨミに師事したこともある。



カザナミ=ワダツミ


 トヨタマの父親でリューグ校尉。

 アント同様にホーリの近衛を務めている。



用語説明


 月海レオリス


 とある惑星の周りを土星の環のようにぐるりと囲む月。

 内部には大気があるのだが、重力が非常に少なく、そのため、海生生物が大気中を泳ぐような世界になってる。


 内部は12の聖晶霊の名前に分かれており、その一つ一つが非常に細長い。

 

 

 アオウナバラ


 レオリスの蟹兎のライパンの地域の一部。

 ヨルノース皇国のある土地の名前。


 ヨルノース皇国


 九地五十七州に分かれる大国で人間の『神皇』と晶霊の『元帥』によって統治される皇国。

 内部には様々な不安の種を抱えている。



晶霊


 晶物と呼ばれる生物とはまた別個の進化と遂げた知的生命体で10m近い大きさの巨人。

 見た目がウル〇ラマンのような姿で瞳が無い。

 

 この世界では軍を担当しており、基本的に人間は戦わない。



相棒


 晶霊がお腹の袋に人を入れると何故か『アウル』と呼ばれる『気』のような謎の力が使えるようになる。

 そのために、人と晶霊がコンビを組むことを相棒と呼び、相棒を為した晶霊と人間のコンビを晶霊士しょうれいしと呼ぶ。


晶霊将


 相棒同士の信頼が深まった時に特殊な『能力』を身に着ける。

 特殊な能力を身に着けた晶霊士のことを晶霊将と呼び、位の高い戦士になる。



 この世界では移動手段が『泳ぐ』なので泳ぎやすいように袖は広く、下の方が帯になって腰で結ぶように出来ている。

 また、男女とも袴のようなズボンを着ているが、こちらも股の間を糸で繋いでおっり、バタフライのような泳ぎ方をする。


狩衣


 平安時代に使われていた貴族の狩り用の服だが、今でいうカジュアル服。

 『単』と呼ばれる上下のシャツとズボンの上に『水干』と呼ばれる上着を着ている。


 厳密に言うと狩衣とは違うのだが、勝手に言葉が翻訳される都合上、そう訳されている。


 泳ぐ関係で庶民もこの狩衣を着ている。


   

白拍子


 巫女さんのような服でこちらは女性用。

 狩衣同様に泳ぐことに特化している。

 『白』と書いてあるが実際には色んな色や柄の服が合って相当カラフルである。


 泳ぐ関係で庶民もこの服を着ている。


束帯


 儀式用の正装で儀式の際は必ずこれを着る。

 モーニングやタキシードのような儀礼用の正装で官位によって着る服が細かく定められている。

 服の構造自体は『狩衣』と変わらないが、色々と重ね着をしており、『別裾』と呼ばれる長いひらひらが腰から伸びている。


衣冠


 制服やスーツのような宮中仕事着の正装。

 基本は狩衣と変わらないが、スーツ同様に紺色や茶色と言った大人しい色を着るのが普通。


直垂


 武士用の服で今でいう羽織袴のような服。

 動きやすいと評判の新しい服。





 




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