2019/11/21

「チェルノブイリ」全話。

とんでもない事故をどう描くかという点、興味深く、とくに第1話の重さはとんでもないものであったけれど、事故が大きすぎて、物語としては、単純。

ことに、大勢の科学者を圧縮して一人の女性科学者をつくり出す手法は、納得できるものではあるけれど、ために最後3人だけになってしまい、寂しい印象も受けた。

といって、実際のとおり何人もの科学者を出すと、きっと物語としては薄くなってしまうから、まことに難しい。

それゆえ、準備などたいへんであったろうに、5話で切り上げる潔さは、惚れ惚れする。あれで群像劇にして10話構成とかにしていたら、堪えられぬと思われた。


幾度目かに書き直した長編、送信済み。

さていつ返事が来るのやら。。

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