1話
「おい、起きろおい!」
「んんぅ、誰?」
ん?え?誰ここは、どこ?
有川すぐみ、高校生起きたら、白い部屋に、男の人二人と女の子が、もう一人でとじこめられてました。
そうなる数時間前
ライン
カピバラ:管理人ーうざいぞー
管理人:お前こそうるせぇ
ユッキー:まぁまぁ二人とも落ち着けーい!
カピバラ:ユッキー!学校終わったん?
ユッキー:おん!かぴちゃんも?
カピバラ:今ホームルーム中w
はる:しゅちゅーしろよー
カピバラ:はる!
管理人:おつかれー
はる:お疲れ様です。
ユッキー:はるーうちもいるぞー!!
はる:ごめんごめん、ユッキーただいま
ユッキー:おかえり!(*´∀`)
カピバラ:うえーん、管理人見せつけてくるよー
管理人:そだなー?
ユッキー:別にうちらは、そーゆーのじゃありません!
カピバラ:焦ってあやしーのー
ユッキー:かぴちゃん!
カピバラ:ごめんごめん、ホームルーム終わったから帰るまで、返事しないんでよろしく
管理人:おけ、あらしとく
ユッキー:はーい
はる:きおつけろよ
カピバラ:はるどーも、管理人やめろし
「すぐみ帰ろ?」
「うん、まこっちゃん」
彼女の名前は神木真、幼なじみだ、小中高と、離れたことがない。
「そういえば、すぐみ知らない人とラインしてるんだってー危ないんだからね! 」
「へーき、へーき会うわけじゃないし」
「全くすぐみは昔から」
「ごめんごめん、どっかよってく?」
「アイス食べようよ」
「そだね!」
そう言うと、すぐみはチョコミント、真は抹茶を買った。
「ミント好きだねー」
「おいしいもん、まこっちゃんも好きじゃん」
「確かにそーだけどすぐみは、昔からチョコミントだから、あきないの?」
「あきませんー」
「そっ、ならいいけど一口ちょーだい」
「いいよー」
「真にすぐみじゃん」
彼の名前は三宅久貴私の初恋相手であり、道中だったひとだ。
「久貴、今帰り?」
「あぁ、アイスか一口寄越せ」
「えーチョコミントだけどいい?」
「おう、お前らこの後どうするん?」
『帰る』
「さすが、幼なじみはもったな、帰ったらラインしろはなそぜ」
「おけ」
「あいよ」
そう言うと、3人は帰っていった。
「ただいまーっと誰もいないか」
すぐみの家は共働きであり、家にはいつも一人だ。
「さーてと、ラインしなきゃ」パリーン
?なに?ガラスが割れる音?
すぐみがそう考えてると、後ろから頭を殴られ気絶した。
そして、目覚めて冒頭だ。
「えと、すいません、ここは?」
「さぁ?俺が起きたときにはこうだったしな」
「なるほど、あの!そっちの二人も交えて自己紹介しませんか?」
「そだな、ぼーっとしてても暇だしな」
「私は有川すぐみ!高3!よろしく」
「えと湯ノ原徠嘩、高二です」
「坂城幸人、35歳」
「三門春樹です。高1です」
「一人だけおじさんwラインこうかんしない?」
「俺はいいぞ」
「えと、坂城さん」
スマホのラインで読み込むと
「え?」
「どした、有川さん」
「えと、管理人さんだったんですね、」
「え?君は?」
「カピバラです!雑談グループの」
「へぇ偶然ってすごいな」
「あ、あの!」
「どした?」
「ゆ、ユッキーです」
「おう、こっちもか大分性格違うようだけどな。てことは?そっちは」
「はい、はるです」
「だよなー、じゃあ、LINE名でよぶかそっちが楽だろ」
『さんせー』
「それにしてもここはなんなんだ」
「それは、私が答えましょう」
「だれだ!?」
「私は信じられないかもですが、神です。」
「神だと?」
「神?神ってことは!」
「なんか、わかったのかカピバラ」
「異世界にいけるの!?」
「さすが、察しが速い、そうです」
「あの!でも元の世界には帰れるんですか?」
「いい質問です。ユッキー、旅をしていれば自ずと見つかりますよ、てことで、言語と他にも加護はつけてあげるので、いってらっしゃい」
『え?』
「いい、異世界ライフを」
『えええええええ』
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