第12話 ブラジャーの紐

女子「カクヨムのラブコメ大好き! 私のおすすめは、いちゃいちゃするラブコメ。読んで、私と鈴木君の将来を想像して、胸がキュンキュンするの。」


男子「俺もカクヨムを愛してるから、だいたいの作品は読んでる。」


女子「(やっぱり私たち気が合う。)一番好きな小説がもし一緒だったら……ブラジャーの紐を外させてあげてもいいわよっ!」


男子「ごくり……唾を飲む音が響いてしまった。……落ち着け、落ち着くんだ。同じタイトルである可能性は、恐ろしく低い。しかし、同じであって欲しい。これは男性の願いだ。田中さんの今日のブラジャーは、シャツから透けているのを推測するに、淡いピンク色だ。あれを、外せるなら……。頼む一緒であってくれ!」


女子「発表するよ。私が、カクヨムで一番好きなのは、『眉毛を剃る。そして拳銃を拾う。』これが一番感動した。」


男子「そんなヤクザ小説はない!」

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