第50話 あー……だる

『動物のナマケモノは、時に胃も怠ける』


 故に満腹状態であっても餓死することがある。

 ゆったりと動き、一日20時間近く寝ているが、なにも好きでそうしているわけではなく、ナマケモノは早く動くと体温が上昇し、ぐったりとしてしまい、時には死にも至る。


 実はナマケモノだってサッカーや野球がしたいかもしれない。

 だが、彼らの体はそれを許さないのだ。


 人間から見れば羨ましい生活を送るナマケモノにだって悩みはある。

 隣の芝生は青く見えるような雑学でした。

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