第43話 援助交際の真実
『援助交際はメディアが流行らせた』
ちなみに私が援助交際を知ったのは池袋ウエストゲートパークというドラマだった。
この援助交際が世に広まったのは90年代の後半に社会現象となりメディアが取り上げたから。
ならば問題になって件数が減る様な気がするだろう。
しかし、この売春行為で補導された未成年生徒数は、80年代に比べて三分の一に減少してしまったのだ。
一見、分母が減ったからだと思えるが、そもそも、社会現象に取り上げられる以前、援助交際は減少傾向にあった。
それを無駄に世間に広めたため、興味のなかった者まで援助交際に加担する事となり、法の抜け道を知れ渡らせてしまったように感じる。
そしてそれは現在でもまた繰り返される。
そう、パパ活だ。
私がファミレスに行った時の事、大学生らしき男女グループが普通にパパ活相手に対しての愚痴を言い合っていたのは軽く背筋が凍った。
脱税対策にもなるだろうし、いっそのこと、風俗も免許、あるいは資格を発行して、真っ当な仕事として認可すべき時代が来ているのかもしれない。
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