　なんて台詞、スマホが発達した現代ではあまり聞かなくなってきたかもしれない。

　だがもし、今でも一日中テレビをつけっぱなしにしているなら覚えて欲しい雑学がある。

『エアコンの設定温度を上げるより、テレビを消した方が節電できる』

　これは意外だと思う人が多いのではないだろうか。

　やはり家電で一番電気を食うのは、本格的なゲーミングパソコンでも組んでいない限りエアコンだと思う。

　特に夏場なんて電気代も上がるのだから、設定温度に気を付ける様、子供時代に親に言われていたのは私だけではないはず。

　しかしそれよりも、テレビを消した方が費電力が抑えられるのである。

　よくよく考えてみれば、エアコンと言うのは年々消費電力が抑えられ、新型になればなるほど、やれエコだ、省エネだと口を揃える。

　一方、例えばゲーム機で言えば、一昔前のスーパーファミコンと、PS4ならどちらの消費電力の方が高いだろうか。

　ましてや、薄く、そして大きく、映像もまた美しくなったテレビはいつの間にやら消費電力を更に欲していたのかも。

　よく、エアコンは買い替えた方が電気代により得をすると販売員は言うが、我々に植え付けられた固定観念も、そろそろ買い替えた方が良いのかもしれない。

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