第9話 暗殺用自動人形キャトル型

ランク:★★


 本来は帝国の諜報部が使用する暗殺用自動人形。身長30㎝程度のパペット人形で重量は5kgほど。

 極薄でリボン状の鋼板を何本も繰り出し対象を切り刻む。

 この鋼板を変形させ人体状に組み上げることでマネキン人形のように変形できる。また、その表面上を光学マッピングすることにより、どのような人物にも変装することができる。通常は女性の姿をしており、女性の個別名称を使用している。キャサリンやキャロル、モミジ等。


 暗殺方法は以下の4通りが確認されている。

①各種毒物での毒殺。吹矢を使うか、直接対象に注入する。

②擬態を形成するリボン状の鋼板での切断

③鋼板を針状に変形させて心臓や延髄などの急所を突く

④破壊工作。対象に重量物を落下させたり、爆弾を仕掛けたりするのも得意


 本体は脆く、拳銃やナイフ等で簡単に制圧できる。本体を取り巻く鋼板も極薄なので防御する能力はない。スタンガンなども有効。人間に化けている時は異常に軽量なので見分ける基準になる。


 アルゴル族が複数持ち込んでいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る