第57話 無力①
「…光先輩ダメでしたね」
相馬が落ち込んでいる。
「優希を連れて行くか優希の場所まで連れて行かないとあれはもうどうにもならなそうよね」
あれとは桜井さんの事だ。
私と相馬で桜井さんを慰めに行ったのに桜井さんは部屋から出てこなかった。
なんというか、あの二人は似た者同士だ。
優希も落ち込んで部屋から出てこなかったし、で落ち込んでいてどうするんだと私は思う。
ピロリン
メールが来た。
ルビーちゃんと霧町さんは優希の居場所を探していてもらっていた。そのルビーちゃんがメールを送って来た。
【優希先輩のこと知ってる方に会いましたよ】
急いでその知っている人の場所に向かう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます