第49話 騙されていた⑤

「ふんふん♪」

俺は鼻歌を歌いながら寮に帰っていた。

なぜなら。高級ディナーのをご馳走になっている時に桜井さんの情報があったからだ。

教えてくれたのはマリーさん。

マリーさんは実は警察官ではなくスタントマンをやっているらしい。そのスタントマンの仕事の途中に桜井さんを見たのだとか。

だから、俺は明日。その場所に行ってみようと思う。

まだ、マリーさんが見たのが桜井さんと確定したわけではないが一歩でも桜井さんに近づけた。そう思うだけでテンションが上がっていた。

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