第5話
半日ほどかけて、異世界の各所をめぐった。
何も知らない太陽に、一通りの観光地を案内した後、元の場所へと戻ったコヨミ達。
帰る太陽に沢山のお土産を持たせて、コヨミは別れの言葉を告げた。
「貴方の世界と違ってこの世界には沢山の花言葉があるの。そして、異なる花と花を合わせると、別の花言葉になることもあるのよ」
様々な花の花びらを栞にしてコヨミは渡す。
それは人の縁を願う品物だった。
「この四つの花を合わせた花言葉は、『再会を願って』。また会えるといいわね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます