第2話 かばんさんの楽しい自由研究

か「パークのみんな! こんにちわー!」

 「今日は誰でもできる自由研究をやってみるよ!」


博「なんか始まったのです」

助「ろくでもないにおいがするのです」


か「題材は~・・・ セルリウムでーす!」

 

博「そら来たのです」

助「安直すぎて予想できたのです」


か「・・・(チラリ)」

 「セルリウムだけじゃ楽しくないから、サンドスターも使いまーす!」


博「ああ! 意見を聞いて変えやがったのです!」

助「めんどくさいのです!」


か「(満足そう)」


博「なんかムカつくのです・・・」

助「博士、パイルバンカーを構えないでください」

 「ロマンはありますが、抑えましょう」


か「まずは各家庭にあるサンドスターと・・・」

 「セルリウムと・・・」

 「この特製撹拌機とぬいぐるみを用意してね!」


博「そんなの誰も持ってないのです!」

助「前提条件が悪すぎるのです!」

 「誰でもできるとは何なのですか!」


か「・・・(チラリ)」

 「今ならこの特製撹拌機を・・・」

 「19800ジャパリコインで提供します!」


博「高すぎるのです!」

助「宣伝するななのです!」


か「今なら助手の下着もつけるよ!」


助「最低なのです! けだものなのです!」

博「・・・へそくりで足りるかな・・・」

助「」


か「博士のもつけちゃおう!」

 「いいにおいと味付けだよ!」


博「何するのですか! あぁぁ・・・ 煮込むななのです!」

助「おいしそうですね」

博「」


か「つ・・・ ついでに私のも!」

 「サーバルちゃん! 買ってー!」

 「単品でいいから! ただでもいいから!」

 「ぬぎたてもあげちゃう!!!!!」


博「未練たらたらなのです さすがに引くのです」

助「いらないのです 脱ぎかけるななのです」


か「・・・(チラリ)」

 「・・・(チラチラ)」


博「な、なんですか・・・」

助「気持ち悪いのです・・・」


か「あーーーーーッ!!!!」

 「うっかり下着にセルリウムとサンドスターを落としちゃいそうだなァ!!」

 「下着フレンズと下着セルリアンのバトルだァ!!!!!」


博「うわああああああ! やめるのです!」

 「下品極まりないワードなのです!」

助「抑えつけるのです! パークの危機なのです!」

 「せめて博士の下着をもらうのです!」

博「えっ」


か「うおおおおおお! 放せぇ!!!!」

 「自由研究だ! 自由なんだ!!!!」

 「下着開放! うみゃみゃみゃみゃみゃ~~ッッッッッッ!!!」


博「このっ・・・ 暴れるなッ!」

 「下着を脱ぐなッ!」


か「みんみ~~~~~~~~ッッッッッッ!!!」


助「博士の下着を回収した ミッションクリアだ」

 「これより帰還する」

博「助手ゥ!!!!!!」


か「下着開放の効果発動!」

 「セルリアンを特殊召喚!(どぼどぼ)」


博「やりやがったのです!」

 「サンドスターで中和するのです!」

 「助手ゥ!!! 戻ってこい!!! なのです!!」


か「追加効果!(どぼどぼ) 追加効果!(どぼどぼ)」


助「博士! 負けちゃダメなのです!(ブボブボ)」

 「博士ステッキで応援するのです!!(ブボブボ)」

博「下着付けただけの棒でしょうが!!!!!」

 「今頃戻ってきやがって!!!!!!」

 「かぶってる下着引っぺがしてやるのです!!!」

 「えっ なんでかぶってるのですか」


か「はっはー! 時代は下着なのさァ!!!!」

 「セルリアンパワーで皆の下着を奪いつくしてやる!!!!(どぼどぼ)」


助「頑張れ博士❤ フレフレ博士❤」

博「うおぁぁぁっぁぁっぁ!!!!!!!」

 「二人まとめて叩きのめしてやりたいのです!!!!!」

助「私の下着の時どんな反応しました? は・か・せ❤」

博「」


か「もう遅いッ!! 制御不可能よッッッッッッ!!!」

 「あ 待ってこれほんとにセルリアン爆発する」


博「」

助「」

か「」















・・・そのセルリアンの爆発は周囲数キロにも及んだ


大量の輝きと不純なものを抱え、セルリアンは何を思ったのか


今となっては知る由もない・・・




ちなみに研究所は跡形もなく消し飛んだ

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