なんだか涙が出てきました。

高柱の演説は猫も昴も、斯くも苛烈で強烈で影響力が凄まじいですね。
高柱という特徴的な苗字を見るとついつい猫を連想してしまうので、アゲインとの関係を考えてしまいます。アゲインとはパラレルワールドかなにかなんでしょうか？

「人間」を定義すると、如何なる答えでも残酷さを伴う。
その中でも、この先生の答えは途方もなく残酷であると感じますね。
それは「生まれる子供は悉く被害者である」という理不尽。
生命の連鎖を、加害と被害の関係に置き換えてしまう。

元々劇物であるアゲインから更にオブラートを剥がした原薬を呑み込んでいるようなしんどさを覚えますが、なんとか読んでみようと思います。

面白いですよ。
次話を待っています。