静かな湖畔
あなたが
泡を吐き
脳が悲鳴をあげるのなら
その最中
わたしは
じっと遠くの景色を眺めるだろう
人を殺すのは
いつだって人に殺されたことのない奴ばかりだ
だから他人の痛みをわかれだとか
そんなの不可能なのだ
わたしはあなたではないし
全く別の存在さ
気が付いたらそこは静かな水の中
良かったな
もう苦しくなくて
心の底からそう思うよ
わたしが殺すのはそれが仕事だからだ
きみもいずれ大人になればわかる
お父さんやお母さんの顔をよく覚えておくといい
きみもそうなるのだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます