長い余生


頭の中身は

頭蓋骨によって密封され

取替えが不可能

返品も

予め言っておかなくてはならないことがある

わたしにはもうわかっているんだ

あなたが口を開くその前にね

だからあなたが今、思いついたことなんて

わたしにとっては全くの無価値だ

「視界から直ちに消えろ」

わたしはもう飽きたんだ

そしてそのあとがやたら長いんだ

これからその状況がずっと続くんだ

破裂寸前のまま歩くよ

死ぬほど身体に悪いものを喉の奥に詰め込みたかった


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