ガム
おれは道を歩いていた
ガムを踏んだ
先週、踏んづけたばかりだったが
また踏んづけた
おれは思った
ガムってそんなに頻繁に踏んづけるものなのか?
多分、違う
だが現実は容赦しなかった
たとえそこに現実味が無かったとしても問題ないだろ? と横暴なのだ
本当のこと
それで全て終わりだ
実際、おれは先週に引き続きまたもやガムを踏んづけたのだ
とんがっている石で削り取ることにした
砂や小石の付着したところではなくガムの層が出てきた
なんだか果物のいい匂いがした
吐き気がした
おれがこの詩を通じて言いたいことはガムを道に吐き捨てるなということだ
だが問題が一つある
ガムを道に吐き捨てるような奴は多分この詩を読み飛ばすのだ
自らの乳首を色とりどりに装飾したりすることに夢中なのだ
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