どうかしている


おれは

団子を

貰った

それは

おいしい団子だった

それを昨日、貰った

そして

今日も

また貰った

団子だ

また食べたいなと思っていた

そんな団子だ

そうしたらそれを貰った

思わずにんまりした

また団子を貰えたら良いなと思っていたら本当にそうなってしまった

昨日、食べ終えて既に消滅してしまった団子が

再びおれの目の前に現れたのだ

「おや?」

おれは思った

「また団子があるぞ」

そうして明日になった

まさか今日は団子を貰うことはないだろうと思った

そんなことはあるまいと思った

だが団子が出て来た

まただっ

おれは自分がどうかしているのではないかと疑う時がある


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