反出生主義とは
こんにちは、葵流星です。
今回は、反出生主義について書いていきます。
なかなか難しい話で、この話には反感を抱く人もいる話題ですね。
実を言うとそんなに悪いことではないです。
まあ、個人によることですね。
では、書いて行きます。
反出生主義とは、簡単に言えば「人がこの世界に産まれて来るのは間違っている。両親が子供を作ることは間違っている」という考えです。
では、何故この考えに至るのかを現代の話で考えましょう。
反出生主義は、それこそかなり昔から哲学の分野で考えられいたみたいです。
さて、反出生主義の原因は主に経済と個人の幸福度です。
経済的要因としては、貧困です。
親ガチャの時の話のように、両親の所得がその子供の教育に差が出るのと同じ様に、「貧困の親の子は貧困」であるという、産まれてきた子供に酷い話であることです。
人の幸福には、やはり相対的な評価ゆえに金銭の差が大きいです。
その為、自身が貧困なら自分の子供も貧困になってしまう…。
そう考えたときに、子供を作らないという選択に至ることを反出生主義として見ることができます。
産まれながらの両親の格差が子に影響するのは親ガチャと同じ考えです。
なので、別にそんなに悪くはないという考えです。
しかし、老後は独り身、もしくは配偶者と暮らすと考えて生活保護を受ける老人が結果的に多くなるとも考えられます。
ですが、実は少子化には何も影響を及ぼしてはいません。
では、どういうことなのか?
そもそも、発展途上国では貧困層でありながら子だくさんの人がいます。
反出生主義としての考え方では、確実にその人は悪人です。
同時に自分の遺伝子を持つ子供が産まれないというのを反出生主義者はよしとしています。
だいたい、そういうのは自己肯定感が低いと言われますが、完全に「社会」のせいです。
親から来る格差のほかに、自身と他人の能力の格差、そして、学歴社会が原因です。
こういった格差や、コンプレックスも原因です。
社会的に見れば言わば虚勢であり、自分が良くないと思っている遺伝子全てが伝達しないことで社会的にも善いことだと考えられます。
基本的に反出生主義という考えを持つ人は、両親に肉体心理的に虐待された人だと言えます。
例えば、「産まれて来なければ良かったのに」、「あんたなんか産まなければ良かった」と両親に言われた場合です。
そもそも、子供を産む選択をしたのは両親です。
子供を産んだのも両親です。
子供は自分で生まれたわけでもなく、この競争社会に産まれることを望んだわけではありません。
つまるところ、両親、人類への憎悪でもあります。
親が身勝手であれば、社会も問題があり、この世界は地獄です。
その為、親はこの世界に子供を作り出した『犯罪者』であり、憎むべき悪であるという考えに至ります。
では、なぜ最近聞くようになったのか?
1つ目に、上級国民という言葉の誕生も関係あるかもしれません。
2つ目に、SNSがあげられます…。
しかし、一番の理由は経済で、企業のせいです。
日本は新型コロナにより不景気と言われていますが、そもそも、それ以前も不景気です。
不景気と言えばリストラになります。
職を失うというのは、かなり手が痛く、企業を親が恨みます。
かつての終身雇用もなくなり、非正規が増えるだけでなく、外国人労働者を日本に連れて来るという卑劣な行為もしています。
企業がそうした不景気による対応により、それゆえに経済的不安が増したことで反出生主義は広まっています。
私が、思うに反出生主義という考えを否定は出来ないです。
経済的負担でいえば増税などあり、これから産まれてくる子供は国際社会との競争に巻き込まれるという不幸に襲われるだけでなく、企業の雇用すら叶わないという可能性もあり、外国人労働者を国が連れて来ることで国からも捨てられるでしょう。
なので、反出生主義というのは産まれて来る子供達を産まないことで幸せに出来る良い考えだと言えます。
また、地球自体は人口増加にあるので種としての人類に対してもあまり関係がありません。
反出生主義を広めたのは、この社会のせいです。
反出生主義の行き着く先が異世界転生となるかは人によります。
ただ、反出生主義により救われた子供達がそのような世界に行けると、考えられます。
最後になりますが、幸福度は人によります。
家族を持つことが幸せであるという考えを反出生主義者に強要するのは酷ですし、その逆も然りです。
結論を言いますと、反出生主義というのは正しい考えです。
少なくとも、離婚による子や、孤児を減らせるかもしれません。
わかりやすいたとえ話ですと、災害にあって両親が死んだ女の子が居ました。
その彼女に、「命があって良かった」「可哀想に」のどちらかを選んだとします。
「命があって良かった」というのが出生主義であり、「可哀想に」を選ぶのは反出生主義です。
理由としては、『その後の彼女が、それまでよりも不幸な人生を歩む』という点です。
さて、長くなりましたので今回は、これで!
それでは、また!
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