ホビージャパンの転売ヤー

こんにちは、葵流星です。


今回は、ホビージャパンの炎上について書いていきます。


ホビージャパンの編集者のツィートが炎上し、その結果ツィートした本人が退職処分となり、その上司ら3人も降格処分となりました。


これから、そのツィートを見ますが、なんか既視感があるんですよね。


というのも、この炎上した人自分のプロフィールにホビージャパン編集って、書いているのでインターネットリテラシー0なんですよね。


社会人として…的な感じです。


では、肝心のツィート内容を…というよりもnoteに書かれた物が問題でした。


抜粋しますと…

『欲しかった~とSNSで憤っている人の上記程度の努力もしていなかったりするんです。』

『それができないならプレ値を払って買っても致し方ないのかなと。転売している人は、買えなかったあなたよりも努力してそれを勝ち取ったんです。』


上記の努力とは、予約する、お店に朝から並ぶ、地方住みなら都会へ、仕事は休むです。


プレ値とは、プレミアム価格のことですね。

この場合は、転売ヤーの利益分の事になります。


この人が言うには、『あなた達は努力していないんだから転売ヤーから買いなさい。』ということです。


転売ヤーは、2020年のトイレットペーパー買い占めや、ライブチケットなど様々な商品の買い占めや、予約を利用した空売りなどをしており、脱税もしている犯罪者です。


詭弁として、自分達は商品を買っているということになりますが、商品を買い占めることで希少性を上げる独占商法です。


そして、プラモデルと言えばガンプラなどですがパソコンのGPUと言われる部品まで転売の対象になっています。


転売された商品は、保証の対象外や保持環境での劣化、通常購入時でのポイントを受け取れないなどの訳アリ商品なので転売ヤーから買うのはリスクが高すぎます。


しかし、あろうことかこの有名なホビー誌である、ホビージャパンの編集者が転売を容認しているということは、ホビージャパンという企業の中で従業員達が取引先の玩具メーカーとの秘匿情報を利用し転売を行っている可能性が出てきます。


あくまで、個人購入の体なので組織的ではないですが、昨今の巣ごもり需要から結託して特定商品を流通させ、人気となる商品を転売するために買い占めを行っていると疑惑を持たれてしまいました。


最近の転売ヤーは、インターネット上ではマクロを組み、店の近くに複数待機しているなど、組織的な行動をしています。


福袋を中国人が集団で買い占めるという行為がありますが、それと同じでなおかつ生産情報を基に転売ヤーとしての戦略を立てれます。


今回の一番の被害者はホビージャパンですが、疑惑が生まれてしまったというのが問題でしょう。


ホビージャパンは、ホビージャパンというホビー誌の他、『異世界はスマートフォンとともに。』、『神様に拾われた男』などの小説、文庫事業などもあり、中でも『精霊幻想記』という作品にアニメやゲームなどで力を入れています。


作品が成功するかはわかりませんが、キャラクター物などでフィギュアを制作した場合、今回の転売疑惑がかなりの足枷になりえます。


そして、最後に独占禁止法についても書いておきます。

独占禁止法にあたったのはマジックギャザリングという海外で有名なカードゲームで、すでに海外版がありましたが、並行輸入品として英語のカードを取り扱っていた店にホビージャパンが日本版のみを流通させるよう圧力をかけました。


現在では、英語版もイエローサブマリンなどのカードショップで買えるようになっています。


編集者のツィートから、内部の人員を転売を行っている疑惑が持たれてしまい、小売店からも睨まれてしまったホビージャパンは会社への信頼を人々から取り戻せるか、気になりますね。


それでは、この辺で…


では、また!

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