前のエピソード――石動久弥

☆春秋真理(ひととせしんり)

コードネーム：四季折々(しきおりおり)

シンドローム：サラマンダー/ブラックドッグ

ワークス/カヴァー：FHセルリーダーC/セルリーダー

覚醒：命令

衝動：解放

Dロイス：工作員

取得エフェクト：《コンセントレイト：サラマンダー》《氷の塔》《雷の槍》《ポルターガイスト》《タッピング＆オンエア》

　FH内でも力を持つ研究者一族、春秋一族の若き当主。

一族の分家はそれぞれ『春』『夏』『冬』といった季節の名前を冠しており、特定のシンドロームを持つ者が多い。また、分家内にも序列が存在し、権力争いは絶えない。しかし、当主であるはずの彼女自身は、一族の確執はどうでもいいと思っており放任している。もともと、彼女は当主の座には興味がなかった。自分の研究さえできれば、それでかまわなかったのだ。

　そんな彼女は、FHセル『がらくたの軍団（ジャンクアーミー）』のセルリーダーを務めている。このセルはFH内でも変わり者、はぐれ者の寄せ集めであり、各個人のやりたいことをやるという信条のもと活動している。そこで彼女が何をしているかというと、彼女自身の欲望（ねがい）『知識の探求』――もとい、研究である。研究の材料を求め、他のセルに依頼することも多い。

　能力は、氷の粒に雷を纏わせた弾丸を浮遊させ攻撃する広範囲殲滅型。

しかし本人は前線で戦うよりも後方支援に徹していたほうが得意だと語っている。

(追記)

　最近、人工的にレネゲイドビーイングを生み出す研究をしている。

癖のあるジャームばかり生まれるのでちょっと疲れ気味。