第2話

「ねぇ、私たちって付き合ってるじゃない」

「あぁ、そうだな」

「なのにどうして家ばっかいるのよ」

そうやって不満げに彼の顔をみると、彼は困り顔になりながら

「じゃあ、どこか行くか」と聞いてきた。

彼の発言に、満足げに微笑むと

「じゃあ、桜を見にいきましょう」

「わかった」

彼はやれやれしょうがないなと感じで、準備をし始めた。

何がやれやれよ

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