生き物係に安全だよと教える係

処刑キマイラ君


・外見


高さ4mを超える巨大な魔物。

赤い鬣のライオンの頭、コウモリの翼、何故だかカマキリの鎌のついた長い尻尾を持つ。。

黄色い毛皮の下にはいくつかの傷跡、むせ返るような体臭から野生だったとわかる。が、その顔はサディストの笑顔に見える。


・性格


のっそりと動き、ゆっくりと近づいて、吠えもしない。

餌係にはなつきはしないものの、噛みついたりもせず、吠えもしない。

だが『餌』の前では本性を現し、相手の手足を細かく刻んで楽しんでいる。


・罪状


星一つ。

何の問題もないただの可愛い人食いキマイラ。

何の問題もない。

だが、囚人を食い殺す恐れがあると囚人が訴えるため、ハンターと一緒にいれて大丈夫であることを証明するだけの何の問題もない仕事。


・経歴


厚生の一環としてペットの飼育を行うこととなった11番コロニー、そのために持ち込まれた何の問題もないキマイラ。

ただ少しでも偉そうな態度を取られると殺したくなっちゃう。

それを囚人と一緒に入れるのは処刑ショーなどと言われているが、実際は何の問題もない。


・舞台


深さ10m直径20mほどの穴倉の底。コンクリート製で、排水溝とノブのないシャワーだけがあり、出入りは設置してあるクレーンを用いる。


・能力


獣の柔軟さ、速度、残忍さを併せ持つ。また知能も高いらしく、無害に見せかけて近寄り、殺す術もある。

羽根は腱を切られていて飛べないが、羽ばたいて風を起こすことはできる。

尾の鎌は切れ味抜群で、何気に伸縮自在、連続で切り付ける攻撃を好む。

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