決闘の後の気まずい時

サディア『ブルーハンド』シモガモ


・外見


長い金髪に青い瞳、荒れて日焼けした肌で右の耳が半ばで千切れているが、かなりの美人。無表情で冷たい眼差し、顔は生身なのに人形のように生気がない。

右腕、右足、背中の一部、内臓を機械化したサイボーグで、名前の由来ともなった青いペイントが剥げかかっている。

男物ジーパンにシャツ、黒革のチョッキにガンベルト、上にぼろいマントと幅広の帽子を被ったガンマンスタイル。


・性格


元は優しく、明るい少女だったが、今は無感動で残忍、敵に対して容赦なく殺し、復讐一筋で生きてきた。

一方で甘さが捨てきれておらず、子供などを相手にするときに迷いが産まれている。

現在、復讐を成し遂げたと思ったらそうじゃなかったイベントに出くわしたばかりで、かなり動揺している。

「お前らカンパニーが! 私から! 私たちから! すべてを奪ったんだ!」


・罪状


星四つ

復讐のため、あらゆる方面を敵に回してきたため、当然のように賞金がかかっている。

一方で、カンパニーとしてはそれ以上に口封じしたい理由があるらしい。


・経歴


元は普通の異世界の平和な村にに暮らす普通の少女だった。

だがあくる日、突如として村は火に包まれ、家族と恋人を、実の姉に殺された。

復讐のため、生き延びるため、当時その世界を征服していたカンパニーと契約し、傭兵として、各地を巡って来た。

そしてついに、3番コロニーにて追い詰め、決闘、決着をつけた直後に、ハンターと接触することとなる。

最後の言葉は本当の敵の存在であり、それがカンパニーであるらしいとは推測できるが、タイミングが悪すぎてまともに会話できない。


・舞台


3番コロニー砂漠のど真ん中、壊れて放置された発電用の塔が傾いた根元に小さな小屋、少し離れたところに移動用のジープが二台、彼女が泣きながら抱きかかえる亡骸が一つ。


・モブ


ミリシア=シモガモ

故人。サディアの姉で同じくサイボーグだった。

赤い装甲で女性らしいフォルムながらほぼサイボーグ化されていたが、今はほぼ壊されて残骸となっている。


・能力


圧倒的な戦闘能力、本来ならばハンターに選ばれてもおかしくない実力者であり、決闘直後とはいえ戦意のない相手を一方的にだったため、さほど疲弊していない。

サイボーグではあるが身体能力の強化以外に追加のオプションはない。

オールドファッション

黒色の専用拳銃、リボルバー式大口径6連発で、使用するのは徹甲弾。名前の通り古いモデルだが、素材は最新のもので、とにかく丈夫で命中精度が高い。

フレンチクルーラー

もう一つの銀色の専用銃、オートマチック小口径7連発で、とにかく軽く、弾の数がわかるほど。銃身も短めで取り回しやすく、圧倒的にスピード重視、早撃ちに用いられる。

上記二丁の銃を重ねるように右腰に吊るしてあり、必要に応じて切りかえている。

シュガーレイズド

赤色のミリシア用ショットガン、6連発で専用銃弾により、紙吹雪のような剃刀の粉末を発射し、前方6m辺りを切り刻む。左手で使うためあまりうまく使えてない。

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