エピローグ そしてビッチは歩き続ける
最初のダンジョンを横紙破りな方法でクリアした。
しかし…
「経験値が足りない…」
ダンジョン攻略における経験値が全く入ってないのだ。
「秋元さんに頼むか?いや…」
近所の英雄、秋元さんはデストロイフィンガーの他にも、分身を飛ばす技やただの布を鉄すら両断する鞭として操る技を教えて貰える。
ただし、確率3%で、悪魔細胞サイボーグイベントが入ってしまうので1学期中間で学年1位を狙うのが難しくなってしまう…
ちなみに技はネタ技をなのでいらない。修行経験値が目的だな。
「うーん…うーん…」
そんな感じで家のソファで悩んでる時だった。
「どうしたんです?兄さん」
ダンジョンが崩壊し、知奈ちゃんは明るくなった。自分の性癖を暴露し、開き直り、それでも隠しながら前向きに歩く事を選んだ。
今、彼女はたわわに実った二つの果実を押し付けてる。
「ただのスキンシップですよー」と我が家の天使にも同じ事をしている。
みちるはアワアワしてる、くっそかわいいな。
さて、ガイルを手に入れた知奈ちゃんはタンクとして非常に優秀だし、普通に強化はされたわけだ。
ならば次のヒロインに焦点を絞るべきだろう…叔母さん死亡イベントが起こる前にルートが終わったから好感度調整は楽になったな!
よし!勉強しよう!
高2レベルの勉強とか記憶からさっぱりだしな!
まさか授業で先生の話してた脱線話を答えるだけで成績が上がるわけないもんな!
…しかし1位を取らなければ死ぬってどういう状況なんだろ…あーあー…
…………………
「うーん…概ね理想の展開なんだけどなー、
やっぱりあの子邪魔だよねー、死んだのに蘇生しちゃうしさー、どう思う?オカルト先輩は?」
「あー…今は答えられないかー、でもやっぱり駄目、隠しヒロインでもプロテクトが強い…」
「舞台の
「っていうか、モブ扱いの仲間キャラなのに、プロテクト突破できないあの子が問題だよー」
「さて…一度でも死んでくれたら直弄りでリセットかけれるんだけど…まあいいや」
「●●●●…即死だらけの世界を回避し続ける人…どこまで神回避を続ける事ができるのか…楽しいな!」
「……ロケットランチャーとかサブマシンガンを持ってハムスターを殺せないような状況だから言ってて虚しくなるわね…」
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